すごく有名なウユニ塩湖だけど、いったいどんなとこなの?

世界で最も平らな場所、ウユニ塩湖

日本からアメリカ、そしてボリビアへと向かいさらにウユニまで飛行機で乗り継ぎようやく到着ウユニ塩湖。
詳しくない人のイメージは、多分「めっちゃ綺麗なとこ」「海の上を歩いてるみたい」「全部塩で出来てる」こんな感じ。
どれも間違ってないしその通りなのですが、あまりにざっくばらんで細かいことがあまり分からないですよね。
有名でなんとなく知ってるからこそよく知らない、不思議なウユニ塩湖をご紹介します!

「天空の鏡」はまさに今がベストシーズン!


出典:RETRIP

ウユニ塩湖の風景として思い浮かべるのは二つ、そのうちの一つが「天空の鏡」と言われるものです。
これが見られるのは雨季である11月後半から3月頃まで。
高低差がたったの50cmしかない、世界で最も平らな場所であるウユニ塩湖では降った雨が流れず
そのまま大地に薄く膜を張り、さらに周りには景色を邪魔すものが一切ないので
風の有無などの条件をクリアすれば写真で見るような空をそのまま映し出したような光景が見られます。
海の上を歩いて見えるのも、この高低差によるものなんですねー。


出典:hinata

続いてもう一つ思い浮かべる景色、それがこのひび割れた大地。
空が映らないので、どこまで見てもひたすら白、白、真っ白!
すべて塩の結晶で出来ているのですが、見られる時期は乾季である4月から11月上旬頃。
塩は太陽に当たるとキラキラ光るので、この地一面が輝いているように見えます。
この時期の写真でよくあるのは、遠近法を利用したもの。
普段でもそういったトリック写真を撮ることは出来ますが、自由にやるには限度がありますから。


出典:MATCHA

しかし、「湖」と言っているからといって標高が低いとは限らないですよ。
そもそもウユニ塩湖は、アンデス山脈が隆起した際に大量の海水が山上に残ったことで出来たもの。
だから標高も高く、富士山と同じ約3,700mほどの場所に位置しています。ちなみに広さはだいたい岐阜県ぐらい。
そのため、装備無しで行ったら確実に高山病になって倒れてしまいます。
また、ボリビアにある空港も世界で一番標高が高い国際空港です。
せっかくの絶景を目の前にして見れないなんてことが無いよう、対策はバッチリしましょう。


出典:TABIPPO.NET

今にも雷の音が鳴り、地響きまで起きそうな落雷の写真。
このようにウユニ塩湖では天気や時間、季節に応じて見せる表情は本当に違います。
「死ぬまでに一度は行きたい絶景地」として名をはせる場所なだけあって、
ある程度の危険があると分かっても行きたくなります。
もちろん、行ってよかったと思わせてくれるはずなので皆さんも是非死ぬまでに一度(笑)

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